小さなお仕立て依頼の制作過程を記録しています。
今回はポケットの研究です。
実物の制服は「箱ポケット」が付いています。
代表的な箱ポケットは男性のスーツの上着の
左胸に付いているポケットです。チーフなど入れているポケットです。
くまさんサイズでかなり小さいし中に何か入れるわけでもないので、
機能もいりません。なので長方形に切った布をただミシンで
縫い付けようと思ったのですが、小さすぎて布端をアイロンで
折るのも一苦労。指がアチチッとなります。
小さいながらにも機能付けてみようかななどいろいろ試行錯誤して
ようやく仕様を決定。
いよいよ裁断です。上着の資材はポリエステル100%のサージ。
縫い代付きパターン(型紙)は人間と同じですが対象物がなかったら小ささが分りません。
型紙と縫製仕様をきちんと決めておけば何十個何百個とできるのです。
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