完全復元への道①
- modeaoki
- 2022年4月17日
- 読了時間: 1分
とうこちらモードアオキ服飾研究所
今回は45年前に買ったジャケットがあまりにもお気に入りすぎて
繕いながら着用していたが、だいぶ限界がきたので、新しく仕立てたいというご依頼です。
ご依頼された方は、80代の男性です。
40歳の時に一目惚れして購入したそうで、どんな時もこのジャケットを着てすごしたそうです。まだまだ青春を楽しみたいとのことで、仕立て屋さんを求めていたところ北國新聞をみて、アトリエに訪れてくれました。
そのジャケットがコチラ↓

穴が開くたびに、ご依頼主のお姉さまに繕ってもらっていたそうです

衿やヨークの補修のための当て布やステッチが、まるでデザインされたかのよう!
さて、同じ布でデザインシルエットを変えず、寸法は現在の体系に合わせていきます。
腕の見せ所です。
Comments